後払い決済は消費者を不幸にする決済なのか?

2019-11-15

お買い物ライフを快適にする決済「後払い決済」

近年、その前提が崩される事例が散見されるようになってきました。
お買い物ライフを快適にするどころか、不快で最悪な体験を提供してしまう事例です。
後払い決済という素晴らしい決済を推奨している我々からすると下記でご紹介するような事案は、残念ですしとても強い憤りを感じます。業界の健全化を強く願って、この原稿を作成しています。

本記事は

  • 事例の紹介
  • その背景にある要因
  • 今後の対策方針
を後払い決済相談室の立場から提唱します。

1.お買い物ライフを不快で最悪な体験にしている事例

定期縛り(〇回まで解約不可)にも関わらず超低額で商品購入できると錯覚させ販売する


※画像は事例です。
先に申し上げておきたいのは、支払い用紙による「後払い決済」自体に問題があった訳ではなく、購入者は、後払い決済を採用している通販事業者から商品を購入して、不快で最悪な体験をしているということです。
そしてその不快で最悪な体験の支払い体験が「後払い決済」であったということです。

今回の事例だと無料(送料負担300円のみ)だと思って商品購入したら、無料なのは1袋のみで、10日後に20袋と約4万円の請求書が届くというトラブルです。
上記でご紹介したようなトラブルは、構造的に起こりにくくはありますが、支払い方法がクレジットカード決済だっとしても同様の問題になります。
では、なぜ後払い決済で、このような不快で最悪な体験を多く提供してしまうケースが増えているのでしょうか。

2.事例の背景になる要因

2-1.消費者と、通販事業者にとって利便性が高い決済「後払い決済」

通販事業者が後払い決済を積極採用している理由を解説します。
・消費者へのCVR向上
後払い決済があるだけで、CVRは上昇します。
代金引換のように現金の用意や在宅時間の制限がなく(宅配BOXで受け取れる為)、クレジットカード番号を打ち込むという心理的障壁もない為、後払い決済はCVR向上に非常に役立ちます。
※参考画像※

・入金確定フラグ
注文受注後、商品を配送し商品が到着すれば、後払い決済会社から通販事業者に商品代金が入金されます。
初回格安で、2回目以降高額の通販でも2回目の商品を配送し到着すれば、高額の商品代金が回収できるのです。

実際に消費者が支払うかどうかは、後払い決済会社に丸投げです。消費者が支払拒否したとしても、通販事業者から後払い決済会社に注文取り下げの連絡がない限り後払い決済会社は、一時的に督促などSTOPする対応を行うものの、最終的には請求し続けるしかありません。(2019年11月時点)
粗悪な商品、ビジネスモデルのつけを後払い決済会社と、消費者に押し付けているのです。

・悪徳アフィリエイターへの寄与
本記事とは直接的に関係ありませんが、このようなトラブルも確認しています。
参考記事:後払い決済の仕組みを利用した不正アフィリエイターについて記述しています。

2-2.商品力でなく、マーケティング力で売上をつくる通販事業者の存在

・常識外れの初回購入の安さ
初回:無料(実質は送料300円)
※初回500円程度のところも多い

・2回目以降の高額単価
2回目38,000円 しかも2回目の発送は1回目の10日後
解説(初回の支払い期限前に発送する。与信データの反映前に出荷)
※毎月発送で4ヶ月までは解約不可で、初回が格安で2回目~4回目までが5,000円(TOTAL約15,000円)というケースもあります。

・解約手続きの煩雑さ
2回目を支払った後でないと解約ができない。
(初回500円は消費者にとって何の意味もない。単純に38,500円の買い物を500円で購入したように見せかける。)
※弊社では、事例含め商品の善し悪しは判別不可であることは申し上げておきます。
ですが、商品に自信があるのであれば「初回購入コストを一般常識以上に値下げを行わない」または「いつなんどきでも解約可(支払いは開封したものだけ)」にするはずです。

・誤認されることを目的とした悪意ある広告文章

誤解を生みやすいポイント
・一見ほぼ無料(又は500円程度の格安)で商品を試せる。
・解約保証付き(と言っても約4万円支払えば!)
→実質は、定期的に商品が届き、数万円の請求書が送られてくる。
→その際、コールセンターに電話しても繋がらない。または記載があるので支払っての一点張り

対策方針

3-1.悪質な通販事業者のデータベース統合
→決済会社Aで悪質な問題が発生した場合、その他の決済会社でも決済提供を行わない取り決めを行う。(決済会社切替による延命をさせない。)

3-2.後払い決済会社の強いビジネスポリシー
→定期通販への決済サービス提供時の全社共通のルール設計
・いつなんどきでも解約可以外は決済提供不可など

最後に

後払い決済は、今まで悔しいけど所詮クレジットカード決済の補完決済であると認識していた(業界の)人も多いと思っています。
ですが、爆発的に認知度が高まった結果、利便性だけではなく不幸や不便性も提供してしまう「武器」となっている認識をもっと持つべきだと考えています。

弊社が言うまでもなく、後払い決済が通販事業者に支持されてきたのは、消費者にとって「利便性が高い」からです。

①消費者にとって利便性が高い→②通販事業者の売上が上がる

この順番が大事であって、①がない状態で②を提供してはいけないと思います。
原点を忘れず、消費者にとって安心で利便性の高い決済方法を提供し続けれるよう業界みんなで知恵を出し合って「後払い決済」をよくしていけたらと思っています。

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