[1/18更新]楽天ペイ後払い決済導入で何がどう変わる?楽天店舗のやること一覧

2018-12-17
楽天の公式サポートニュースで2019年1月31日に後払い決済が導入されることが発表されました。

それに伴い今まで店舗様毎に導入していた選択制後払い(NP後払い、後払い.com、スコア後払い等)が 利用できなくなります。(ユーザが決済手段選択時に選択できなくなります。)

今まで選択制後払いを利用していた店舗が、楽天ペイ後払い決済への切替で変わることをまとめました。
以下の内容で、お伝えしていきます。

楽天市場店舗【内】で変わること、やるべきこと
  • 日々のバックヤード実務
  • 【2019/1/9】追記:
    後払い決済利用審査NGの連絡と別決済への振替案内は全て楽天からユーザへのメールにて対応されるようです。 選択制後払い決済は、上記作業が全て店舗側だったため、楽天ペイ後払い決済への統一でかなりの実務負荷軽減となります。


    【2019/1/18】追記:
    楽天ペイの後払い決済実装にあたり、RMS内で利用規約の改定が通知されました。
    その内容の中に後払い決済に関する情報通知同梱を示唆する文言があったので本ページの内容を修正して加筆します。[対象は以下本文中に青文字記載]

  • 加盟店取引条件
  • ユーザの使い勝手
楽天市場店舗【外】で変わること、やるべきこと
  • 請求書の同梱を別送への見直し
  • 利用プランの見直し
  • 利用サービスの見直し

楽天市場店舗【内】で変わること、やるべきこと

楽天市場店舗の後払い決済に関するバックヤード業務

後払い決済の処理における業務フローを図にまとめました。


加盟店舗の業務負荷は、おおきく軽減されます。
特に注文確定から後払い決済の与信処理を行うまでのタイムロスがなくなったことが大きいです。

従来の選択制後払いの場合だと、一番処理の早いAPI連携だとしても、連携先のソフトウェア(例:ネクストエンジン)と決済会社のバッジ処理の間隔の影響を受けてしまうので楽天ペイ後払い決済よりも時間がかかります。

API連携をしていない店舗の場合は、CSVかタイピングなど人的作業が必要になりますがスタッフが24時間パソコンの前に張り付いて注文が入るたびに与信登録をしている店舗以外が与信処理が早くなります。
朝、出勤したら夜間での後払い決済注文分の与信が完了している状態になるのです。

また与信結果が出るまでの時間も登録からおおよそ20分と表記されています。(2018/12/14時点)

楽天ペイ後払い決済は注文から与信処理までのタイムラグがないはずなので、実質的には注文から20分で与信判定が完了します。

【2019/1/9追記】後払い決済利用審査NGのユーザへの決済振替対応も、全て楽天側が行うようなので店舗の実務作業は大きく軽減されます。

もう1点は、後払いの請求書同梱ができなくなったことです。
後払い決済の取扱高が一定規模以上ある店舗だと、コストメリットを考慮して請求書を商品と同梱して発送しているケースが多くありました。
楽天ぺイ後払い決済では、全注文の請求書は提携会社(株式会社ネットプロテクションズ、ジャックスペイメントサービス株式会社のどちらか)から後日送付されるフローとなっているため同梱処理はなくります。

【2019/1/18追記】特定の状況化だと楽天市場側から、後日後払いの請求書が届く旨の通知の同梱を指定される場合があるようです。

第4条(後払い決済による決済手続の特則)
6.加盟店は、ジャックスが楽天カードを通じて、加盟店が発送する商品に支払の案内その他の事項の通知を同梱することを求めた場合は、利用者に対し、ジャックス及び楽天カードが合意する方法によりこれに応じるものとする。


特定の状況というのは、想定としては後払い決済の遅延、停滞が著しく高い加盟店の場合に、ユーザへの支払い認知を高めるための手段として用いられること等です。


楽天市場店舗での同梱処理がなくなったことによる楽天以外の店舗の影響については後述します。

楽天ペイ後払い決済の取引条件


後払い決済に関わらず楽天ペイの料金テーブルに準拠します。
選択制後払い決済を導入していた加盟店にとって、楽天ペイ後払い決済の導入はコスト面でも大きく改善されます。

逆に、楽天ペイ後払い決済に切り替わったことでコスト面が悪化するケースは選択制後払い決済で最上位プラン以上の特別条件を提示されていた加盟店くらいでしょう。
その場合でも楽天ペイの料金テーブル最安値の2.5%であれば、そこまで大きなコスト増にはならないと思います。

請求書の発行費用についても、全てユーザへの一律請求となったことで競合店と比較して後払い決済手数料のユーザ負担額を決めるなどの必要がなくったことは加盟店にとってはメリットだと考えられます。

ユーザの楽天ペイ後払い決済使い勝手

変わったのは2点です。

まずは後払い決済の利用にあたって、1注文につき一律250円を加算されるということです。
選択制後払い決済が利用できた状態だと、ユーザの負担額は加盟店が任意に決めていました。
一般的には200円以下の価格帯で後払い決済手数料をユーザに加算している店舗が多かったのですが、選択制後払い決済を導入していた店舗の中にはユーザ負担0円という店舗もありました。
そのような理由から後払い決済を利用するユーザからすると、単純なコスト増となります。
 (「余計なコストの発生しないクレジットカード決済してください。」という導線かもしれませんが…)

もう1点は、支払い場所です。選択制後払いと違い、郵便局が支払い場所からなくなりました。
ユーザの利便性を最優先にするというコンセプトの楽天ペイですが、この点に関しては楽天市場側の意図が推測できません。

まず楽天ペイ後払い決済の与信、督促業務を行う2社が各社独自に展開する後払い決済についてです。
ネットプロテクションズは、自社ブランドのNP後払いで支払い場所に郵便局なしというオプションがありません。
コンビニ、銀行に加えて郵便局ありで205円(税込)です。
ジャックスペイメントサービスは、自社ブランドアトディーネで郵便局ありの請求書で205円(税込)、コンビニ、銀行だけだと172円(税込)です。

2社とも郵便局ありという楽天ペイ後払い決済よりも支払い場所が拡張されたサービスを
205円という楽天ペイ後払い決済よりも安い価格で提供できているのです。

支払い場所の少なくなった決済なのに、コスト増加…。
サービス運営上、やむを得ない理由があると思いますがユーザにとっては利便性が下がった項目と言えます。

楽天市場店舗【外】で変わること、やるべきこと

後払い決済請求書の商品同梱プランを商品別送プランへ見直し

独自ドメイン店舗、他モール店舗などの商品同梱はやめて全て別送型に切り替えたほうがいいケースをご紹介します。
請求書の商品同梱には、選択制後払い決済会社各社と同梱用の契約を締結するため請求書別送に加えて費用がかかります。ですが請求書発行手数料は安くなるので、同梱費用+同梱工数と請求書発行手数料の比較となります。
一般的には後払いの注文が400件以上ある場合に商品同梱型はコストメリットが発生すると考えています。

現在、選択制後払い決済で同梱を利用しているが、楽天ペイ後払い決済の導入によって楽天外での後払い決済の注文件数が400件を下回りそうな場合には利用中の後払い決済会社に相談してください。

後払い決済 契約プランの見直し

独自ドメイン店舗、他モール店舗などの料金プランを変更してコスト最適化をしたほうがいいケースをご紹介します。
選択制後払い決済各社は、後払い決済の取扱高に応じた複数のプランを用意しています。
取扱高が高くなると、固定費が発生する代わりに決済手数料が低くなる構図です。

例えば現在500万円/月の後払い決済の取扱があり、固定費5万円・決済手数料2.7%のプランを利用していたとします。
売上内訳が楽天市場店舗が425万(全体の85%)、その他モールや独自ドメインが75万(全体の15%)の比率だった場合は、楽天ペイ後払い決済スタート後は他プランに切り替えたほうが経済的です。

貴社の通販事業で楽天市場店舗での売上比重が半分以上ある場合は、必ず独自ドメイン等で利用予定の後払い決済会社に相談してください。

後払い決済 契約事業者の見直し

どうせなら、取引条件含めて複数の後払い決済会社を比較検討したい!という店舗はご相談ください。
特定の会社と単独交渉するより、複数社を一括交渉したほうが加盟店にとって優位な条件が出る場合があります。
   
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