atone(アトネ)とNP後払いとpaidyの違いについて解説!

2017-06-22

目次

1.atoneのサービス特徴

2.atoneとNP後払いの違い

3.atoneと類似決済「paidy」の違い

4.atoneのデメリット?

5.atoneの可能性

1.atoneのサービス特徴

・運営会社は、NP後払い運営の株式会社ネットプロテクションズ

・2017年6月21日リリース

・スマートフォンがあればお買い物ができる。

・支払いは翌月にまとめてコンビニや口座引落(※1)で支払うことができる。

・ポイント(フフルルポイント)が貯まって、ポイント割引ができる。

・利用明細がアプリですぐ確認ができる。

・NP会員への登録が必要

・宅配ボックスやコンビニ受取ができる

まとめると、クレジットカードを所持しないクレジットカード決済のようなもの
※1 2017年10月以降利用可能予定

2.atoneとNP後払いの違い

※購入者目線

※加盟店目線

ご覧頂くと分かる通り、atoneとNP後払いは、「後払い決済」ということ以外は、全く別の決済方法です。

3.atoneと類似決済「paidy」との違い

注※表は修正していませんが、2017年8月からpaidyはコンビニ支払い手数料を350円に値上げしました。

atoneとpaidyの違いについて少し解説します。購入者目線で見れば、両サービスの差別化ポイントは、「料金」と「利用しやすさ」ではないでしょうか?
料金は、月間90円差ですがpaidyの方が安くすむます。
(注※こちらも2017年8月よりpaidyが値上げしましたので、コンビニ支払い時は高くなりました。)
支払いに関して、2017年6月現在では、paidyはコンビニは一部で支払いができなかったり、端末→レジという導線が必要です。

atoneは、ハガキを持参することが必要ですが、大手のコンビニであればどこでも支払い可能で、レジにそのまま行って支払えます。
そして、ポイントで割引も可能です。
また、細かいところですが、paidyは正確に言うと「後払い」ではないのに対し、atoneは「後払い」なのも違いです。
例えば、予約商品を購入した際、商品到着が翌月末だった場合、paidyは先に支払い通知がきますが、atoneは商品到着後に請求書が来ます。
つまり翌月末到着の予約商品を購入した場合、paidyは到着前に支払い、atoneは到着後支払います。

4.atoneのデメリット?

atoneとNP後払い、paidyの違いを簡単に記載しましたが、いいところばかりのように思えるatone。
逆に、デメリットはあるのでしょうか?
最大のデメリットは「会員登録をしないと決済できない」だと考えています。

消費者の立場になって考えてみます。

初めてのお店で通販しようとすると、だいたい会員登録をさせられます。
勿論、会員登録しなくても買えますが、折角買うのだから会員登録しようと思います。

そして名前や住所電話番号といった面倒な登録を経て、ようやく決済画面にたどり着きます。

ここでatoneという便利な決済を選択し、進もうとすると、再度会員登録をしなくてはなりませんこのハードルは大分高いのではないかと思います
※会員登録は初回だけなので、既に過去に登録をしている場合はとてもスムーズに進みます。

5.atoneの可能性

上記でデメリットを記載しましたが、今度はatoneが持つポテンシャルについて考察してみます。
atoneは、今までの後払い決済が抱えていた問題を解決することができる新型後払い決済だと考えています。

皆さんは、通販をする際に、決済は何を選択されますか?
多くの方は「クレジットカード決済」とお答え頂くのではないでしょうか?
後払い決済は、とても便利な決済なのですが、クレジットカード決済ほどの利用率はありません。

その理由は、
1.認知度が低い(使える店がすくない)
2.都度、決済手数料が0~200円程度かかる
3.導入店舗の負担(作業工数)が大きい
4.クレジットカードはポイント(マイル)が貯まるのでお得感がある
が主な理由です。

atoneは、上記が解決できます。

1.認知度が低い(使える店がすくない)

換金性の高い商材は、様々な理由により従来の「後払い決済」は導入できませんでしたが、会員登録をすることにより、利用できる商材の幅も広がり、利用審査(業界では与信と呼びます)のハードルも低く設定することができます。

2.都度決済手数料がかかる

通販をする際は気になるのが「送料」や「決済手数料」です。
従来の後払い決済では、買い物の度に200円近く決済手数料が加算されます。
理屈ではわかっていても、送料を支払うのも嫌になる時があります。
さらに決済手数料まで+されるとなんだか悲しい気持ちになる時もあります。
atoneは、(利用した月だけ)月間で90円のみの費用ですみます。
クレジットカード決済と違い0円ではありませんが、クレジットカード情報漏えいの危機と比較すれば高すぎるとは思いません。

3.導入店舗の負担(作業工数)が大きい

後払い決済は、クレジットカード決済と比較すると加盟店の作業工数の負担が大きいのも特徴です。
atoneは、仕組みがシンプルなので、クレジットカード決済とほぼ同様の作業工数で済むのも特徴です。

4.クレジットカードはポイント(マイル)が貯まるのでお得感がある

クレジットカードはポイント(マイル)が貯まっていき、いろいろな特典が受けられます。
atoneは、フフルルポイントが貯まります。(NP後払いも貯まります。)
NP後払い時でのフフルルポイントは、商品交換が主な消費手段で、割引に使えませんでした。
atoneでは、Tポイントや楽天ポイントのように、次回atoneで決済をする際に割引に使えます。
(200円で1ポイント貯まります。)

注目していきたい今後

atoneは実店舗との融合も可能です。会員登録する手間はありますが、クレジットカード決済ではなく、後での支払いが可能になります。今までは利用審査に5分程度の時間を要していたために後払い決済の実店舗での利用は進みませんでした。atoneは、その場で利用審査結果が出るので、店舗も煩雑になることなく導入できるようになります。クレジットカードなく、後で支払いが実店舗でも可能になるのは、とてもワクワクします。貴方はしませんか?

以上がネットプロテクションズ社が満を持してリリースした決済「atone」の解説です。
ネットプロテクションズ社に問い合わせたところ6月現在では、利用可能な店舗はないですが、7月に利用開始になるとのこと。
はやく使ってみたい~!


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