「Paidy」×「後払い決済相談室」特別対談 ※期間限定 導入特典有(詳細は対談の最後に記載)

2019-05-07

Paidyの勢いが止まらない。
「DMM.com」のデジタルコンテンツや「エアトリ」「J-TRIP」など旅行予約サイトなど、既存の「請求書でのコンビニ後払い」では、導入できていない分野への進出が続いている。
一方、物販でも「SHOPLIST」や「MAGASEEK」など巨大モールへの導入も進んでいる。

2019年2月には、新木優子さん、南野拓実さん、りゅうちぇるさん、藤井サチさん、水溜りボンドさん、ちなぴぴさん、小籔千豊さんを起用したTVCMや広告も開始され、一気に認知度を上げた。
後払い決済相談室は、勢いに乗っているPaidyのキーマンお2人に「Paidy」と「後払い」というキーワードで対談を行いました。

通常の後払い決済と比較した時のPaidyのメリットデメリット、Paidyが目指す世界観や最新のテクノロジーが駆使されている仕組みについて語って頂きました。是非ご覧ください。

対談者:後払い決済相談室 濱本

対談者
Paidy 執行役員  営業・マーケティング・PR統括 
橋本 知周さん

楽天株式会社にてトラベル事業全国の宿泊施設のコンサルタント統括に携わった後、イーブック事業営業部長に就任。
株式会社ディーエヌエーにおいてビジネス開発部長として、ソーシャルゲームIPの獲得および新規事業「マンガボックス」を立ち上げる。
PayPal Pte.Ltd. にて、ラージマーチャント セグメント 統括部長として大手加盟店の拡大や各パートナーとのアライアンス統括などを担当。

対談者
Paidy マーケティング部長 
稗田 次世さん

LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン、GEコンシューマー・ファイナンス(現新生フィナンシャル)を経て、Paidyへ入社。
マーケティング戦略設計から広告コミュニケーション、デジタルマーケティング、PRの責任者

購入者目線:通常の後払い決済と比べたPaidyの利便性の良さ

まとめ

  • クレジットカード決済のように事前登録の必要がなく、メールアドレスや携帯電話番号だけで利用(買い物)可能
  • 複数の店でPaidyを使っても、1ヶ月分の利用をまとめて翌月10日に支払うことができる
  • 利用明細もアプリで簡単に確認できる
  • コンビニ・銀行以外にも口座振替も可能なので、そもそもコンビニに行って支払いを行う必要がない
濱本:Paidyは購入者にとって、支払い(決済)を行う上でどんな利便性を提供できるのでしょうか?
橋本:まず、我々Paidyは、誰でも買うことができることをめざしています。
簡単にいうと、「クレジットカード決済を使わなくても簡単にネットショッピングできる」です。Paidyは、クレジットカードのように事前登録の必要がなく、携帯電話番号とメールアドレスさえあれば購入できます。
また、購入しやすいUI/UXを実現できていると思っています。
※UI(ユーザーインターフェイス)とは、ユーザーが操作するインターフェース
UI(ユーザーエクスペリエンス)とは、ユーザー体験
濱本:クレジットカード決済以上の利便性を提供しているということですね。
橋本:その通りです。日本は今やEコマースで買えないものはないんじゃないかという時代です。
ですが、そのEコマースは、お金のお支払い方法、つまり決済という購入者にとって大事な利便性においてクレジットカード決済を主軸として構築されています。
クレジットカード決済は、誰でも持てるものではありませんし、セキュリティの関係上、利用をためらう方もいらっしゃいます。
濱本:毎年のように、クレジットカード情報の漏洩により事故が起きていますしね。
明細をいちいち見ない人は、漏洩し悪用されていたとしても気づいていない場合もあると思います。
橋本:そうですね。Paidyは、スマホにアプリがダウンロードできるので、利用明細を簡単に確認できるのも特徴です。
濱本:ECでも今はスマホで購入するのが当たり前の時代だと思っています。
また、シチュエーションとしてそんなに多くはありませんが、出先で買い物するときに、いちいちクレジットカードを財布から取り出し番号を入力なんて面倒です。
ですのでAmazonPayを代表としたID決済も普及しています。そんな中、事前登録なしで、電話番号とメールアドレスだけで買い物できるのは便利ですね。
橋本:ありがとうございます。またPaidyの特徴として支払いを分割して支払えるということも挙げられます。
濱本:実際のお金の支払い方法としてどのような手段があるのでしょうか?
橋本:Paidyは、1ヶ月分の利用をまとめて翌月10日までにコンビニか銀行で支払うことが可能です。
またわざわざ支払いに行くのが面倒という人用に口座振替も用意しています。
濱本:コンビニ支払いと口座振替では比率はどの程度なのでしょうか?
稗田:比較するとコンビニ支払いが多いです。ユーザー調査をしたところ、現金代わりとしてPaidyをご利用いただいていることがわかりました。
自分がコントロールできる手元の現金の中でやりくりしたいのであえてコンビニで支払う。デジタルな決済を選んでも、アナログで支払いたいということだと思います。

導入企業目線:通常の後払い決済と比べた時のPaidyの付加価値とは

まとめ

  • クレジットカード決済利用層以外の顧客の利便性を向上できる
  • 100%リアルタイム与信なので、購入できなかった時の負担が掛からない
  • 返品/一部返品や返金処理が簡単
  • システム開発が比較的容易
※リアルタイム与信の仕組みに関しては右記コラム「リアルタイム与信のメリット/デメリットについて解説します。」をご参照ください。
濱本:Paidyを導入する企業にとってのメリットを教えてください。
橋本:クレジットカード決済を持っていない、使いたくない顧客層にとっての利便性を向上させることができます。
濱本:ということは、既存決済への影響というとクレジットカード決済以外の層から流入してくるのでしょうか?
橋本:そうでね。加盟店さまからの声ですとクレジットカード決済利用層には全く影響ないようです。
代引きやキャリア決済の利用率が減少すると聞いています。
濱本:代引きはたしかにそうですが、キャリア決済からも…ですか。
橋本:はい、恐らくなんですが、キャリア決済はクレジット決済のように限度額が高くないんですよね。
ですので、キャリア決済である程度限度額を使い切ってしまった層に響いているのではないかと推測しています。
濱本:ゲームやデジタルコンテンツも同様でしょうか?
橋本:そちらの分野は、プリペイドカード決済からの流入が多いです。
購入者さまからするとプリペイドカードを買いに行くのが面倒、加盟店さまもプリペイドカードは決済手数料が高いと聞いていますので利便性とコスト圧縮を提供できています。
その他、与信審査で100%のリアルタイム与信を実現できている点もメリットだと考えています。 Paidyは、加盟店にとって、購入できた時も勿論ですが、与信審査がNGで購入できなかった時のことも重要視しています。 例えば、請求書型の後払い決済のように2時間後にやっぱり審査NGでしたという場合、同じ商品を再度購入させるのは、かご落ちの原因になってしまうと考えています。
濱本:与信審査というフレーズが出てきましたので、与信ロジックについても伺いたいと思います。 これは私の所感ですが、与信審査において加盟店担当者の価値観は変わってきています。リテラシーが高くなっていると言い換えてもいいと思いますが、 3年くらい前は、与信OK率は高ければ高い方がよいという感じでした。ですが今は違います。OK/NG率がどうこうというよりは、なぜ与信NGなのかが重要視 されています。本来与信審査OKの人をNGにすることも問題、同様に与信審査NGの人をOKにしてしまうことも問題と考えています。 理由は、転売され値崩れをおこしてしまうリスクや本来の購入者ではなない人からの問い合わせ対応のロスが背景にあります。
橋本:なるほど。Paidyの与信NG率の最大の理由は未払いです。
またそれ以外の理由で与信NGが出たとしても、実は理由は一概には言えません。
一概に言えない理由は、与信ロジックの詳細が細かすぎるからです。

ちょっと具体例を挙げてお答えします。
例えば私がA店でお昼の12時に5,000円の商品を買ったとします。この与信審査はOKでした。
翌日AM3時に、同じA店で5,000円の商品を買いました。この与信審査はNGでした。
ただし、その日のお昼の12時にA店でまた5,000円の商品を買い物をしたら与信審査はOKでした。
ということが起こりえます。
この例でも4つの基準があります。
私、A店、金額、時間帯です。実際は数百以上の基準で与信していますが、いままでの購入履歴から深夜の買い物はおかしいと判断が入り、NGになります。
またこれは私の所感も含んでしまいますが、Paidyは、逆の現象の方が多いと思っています。
クレジットカード決済でいわゆるブラックになってしまっている人でもPaidyをご利用いただけることの方が多いということです。
というのも、現代の若年層は、クレジットカード情報でブラックな人って多いと思っています。
例えば、携帯代金を悪気なくたまたま滞納してしまってブラック登録されて、クレジットカード作れない人ってたくさんいると思います。
濱本:我々世代でのクレジットカード情報のブラックとはもう意味合いが全然違うということですね。
橋本:全くその通りです。でもそういう方は支払い能力に全く問題ない訳なんですよ。そういう方にも使って頂けることを目指しています。
濱本:それにしても数百以上の基準というのはすごいですね。
橋本:すごいですよね(笑)。私は今でも決済って、「買う」と「支払う」が別々に機能しているんじゃないかと思っているんですよ。Paidyは独自の与信ロジックや技術により、クレジットカード決済が持てない人でも利用できる世界を実現できるようにしています。
濱本:まさに「誰でも買える」の実現ですね。
橋本:そうですね(笑)。
濱本:導入企業のシステム開発も請求書型の後払いと比べると容易だと認識しています。
橋本:はい、恐らく簡単です。またPaidyは、後払い型決済としては後発ですので、いいとこどりをしています。
勿論、どれほどの工数をかけて頂けるかによりますが、だいたい1ヶ月で開発はおわる加盟店さまが多いです。
濱本:請求書型の後払い決済は、経験上2カ月~3ヶ月の工数がかかるのが一般的です。
おおよそ半分の開発期間ですむということは、開発費用の削減にもつながりますね。請求書型の後払い決済は、商品出荷通知と修正/キャンセルの仕様が重いんですよ。
Paidyは、翌月10日払いなのでそのAPIルールがシンプルなんだと思います。
橋本:そうだと思います。
濱本:全返品や一部返品に関しての仕様はどうでしょうか?
橋本:そちらに関しての対応もスムーズに行えます。
返金対応も簡単です。
購入者が支払う前(つまり翌月10日)は、返品すれば金額が変更されますし、仮に翌月10日の後に返金処理が発生しても購入者のアカウントにマイナス処理を行うだけです。
つまり5,000円支払い後に返品があった場合は、購入者に5,000円のポイントが付与されます。
次回使う予定がないというご連絡を頂ければ返金処理を行いますし、仮に3ヶ月後までマイナスポイントのままの場合、Paidyからお客さまに連絡し返金処理を行います。
また今春から夏にかけて、リリースされる予定なのですが、今は1注文ごとにしか返品対応できないのですが、1商品毎に返品対応できるよう開発を進めています。
濱本:橋本さん、後払い決済あるあるなのですが、購入者から「翌月10日よりもっと早く払いたい」という要望ないですか?
橋本:あります!
濱本:そうなんですよね。これ、盲点だと思っていて、後で払いたいから後払いを選択しているにも関わらず、後払い決済を使うユーザーの中には、早く払ってしまい人も一定数いるんですよね。
弊社のクライアントからも問い合わせもらいます。
「濱本さん、お客様から請求書まだかって質問が来てるんだけど、いつ届くの?なんて答えればいいの?」って。
橋本:いいお客さまですよね(笑)。
我々にも同じ要望届きます(笑)。そういった購入者さまに対応できるようにこちらも開発を進めていて、払いたいときに払えることを目指しています。

橋本:私からも質問があります、濱本さんは、請求書が紙で郵送されてくるって「重い」と感じることないですか?
濱本:あります。橋本さんがおっしゃりたいのは、「紙」と「コスト」についてですよね。
橋本:そうです。後で払うという意味では一緒なのにクレジットカード決済と後払い決済、どちらがEコマースの主軸決済になっているかというとクレジットカード決済ですよね。
用紙(請求書)をコンビニで払うためにバックに入れておくってなんか面倒だと思っています。
濱本:コスト面でも、請求書の郵送コストとコンビニ収納代行費用が重くのしかかり、購入者にかかる決済手数料を安くすることができません。
橋本さんのおっしゃる通り、「コンビニで払えるなんて便利」という時代から「コンビニで払うの面倒くさい」にかわっていくと思っています。
橋本:弊社の創業者ラッセルは請求書をもってコンビニエンスに行くのなんてナンセンスだと初めから思っていたみたいですよ(笑)

請求書型の後払い決済とPaidyは共存可能?それともどちらかでよい?

まとめ

  • ターゲット層によっては請求書型の後払い決済が必要な商材もあればPaidyのみで十分な商材もある。
  • Paidyの利用層は20代前半が多くを占めている。(若年層と親和性が高い)
濱本:請求書型後払いとPaidyの共存はどうお考えでしょうか?Paidyさえ導入していれば請求書型後払いは不要とお考えですか?
橋本:いえ、そんなことないですよ。両方あっていいと思います。ですが、正直言いますと、検討企業の顧客ターゲット層によるとは思っています。
我々の親世代にしてみれば、請求書型の後払い決済はやっぱり強いですよ。その世代の方に「Paidyを使ってみてください」というのはちょっと厳しいですよね。使い方のレクチャーを1回しないと使って頂けないと思います。
濱本:たしかに健康食品など年配の方をターゲットにしている企業には、申し訳ないですけどPaidyは向いていないかもしれません。時代待ちですね(笑)
ですが、若年層はいかがでしょう。
橋本:若年層をターゲットにしている企業の場合で両決済(「Paidy」と「請求書型後払い」)が入っているケースだと、同じくらいとの利用率だと聞いています。
勿論、中にはPaidyの方が利用率が高いと仰って頂く企業も多くいらっしゃいます。ですが、やはり商品ラインナップによってしまうと考えています。
濱本:だいたいどれくらいの利用率があると聞いていますか?
橋本:加盟店さまによりますが、おおよそそれぞれ10%強づつと聞いています。 ですが、両決済があっていいと思いますが、若年層をターゲットにしている場合、Paidyだけでも十分機能すると考えています。
稗田:Paidyは、20代前半の男女が利用層の多くを占めているんですよ
濱本:そうなんですね。20代というならともかく、20代前半の利用が多いというのは若年層にどれほど支持されているかわかりますね。
稗田さんが、先ほど仰っていた「コントロールできる現金内で支払いたい」というのは支持層から推察されていらっしゃるということですね。
稗田:その通りです。Paidy決済の利用料金を支払う為にコンビニ行くというよりは、コンビニに行ったついでに支払うということなのでしょうが、 それでも口座振替の方が楽ですからね。
コンビニ支払いが多いということは、「今月に使っていいお金はこれだけ」と決めてその金額を認識したうえでPaidyをショッピングに使うという、しっかりお金の管理ができる利用者が多いことの裏返しだと思っています。
濱本:たしかにその通りですね。

90億円の資金調達の使い方は?

まとめ

  • ブランド認知向上を狙いTVCMや広告に力をいれていく
  • 海外展開や新しい領域への進出をしていく
  • 実店舗へのサービス提供も始まっている
濱本:90億円という莫大な金額の資金調達には驚きました。使い道を教えてください。
橋本:まず、ここで断言しておきたいのは、資金繰りが厳しいから資金調達をしたわけではありません。 そこはご安心ください。
濱本:安心しました(笑)でも一体何に使うおつもりですか?
橋本:詳細は申し上げられませんが、売上が上がるように前向きに使っていきたいと思っています。
2019年3月時点では、九州地方のみに限定していますが、テレビCMもしていますし、都内でも電車の中吊り広告を実施しています。

それと今期(2019年)は、大型の加盟店さまの加入が決まっており、今リリースを待っている段階です。
また、海外展開や別の領域への準備も進めています。
濱本:それは、楽しみですね。私も電車の中吊り広告を拝見しました。CMもYoutubeで観ましたよ。 この後払い決済業界に10年くらい身を置いていますが、クレジットカード以外の後払い決済サービスが電車広告やTVCMをしたのは初めてのことではないでしょうか。
新木優子さんを始め、各業界の著名な方々を起用されていらっしゃって驚きました。正直グッときました。
稗田:ありがとうございます。そういって頂けると嬉しいですね。
濱本:資金繰りというキーワードが出てきたのでお聞きしたいのですが、悪質な詐欺注文への対策はどうしていますか?
橋本:悪質な詐欺注文をブロックできずに問題になっているということは実は全くないんです。 先ほど申し上げた与信審査でブロックできていると認識しています。
濱本:全くないというのは、驚きです。最後に実店舗への進出についてどうお考えかお聞かせください。
橋本:実は、すでに実店舗への進出をしています。
エステ店舗で化粧品などの買い物をPaidyでできたりしています。一部施術のお支払いにも対応しています。 その他、大型店舗での導入も進めている段階です。
濱本:今後のPaidyの動きから目が離せませんね。橋本さん、稗田さん、本日はありがとうございました。
橋本:こちらこそありがとうございました。
稗田:ありがとうございました。

[特典をご用意]
Paidyと後払い決済相談室の特別対談を記念して 特別なキャンペーンをご用意いたしました。
2019年6月までにPaidy決済お申込み、12月末までの導入で 最大2ヶ月分(導入月+翌月)の決済手数料が無料になります。

Paidyは、ご利用条件がお見積りとなりますので、お見積り後に導入可否を決定頂いて構いません。
Paidy決済にご興味ございましたら下記メールアドレスまでお問合せください。

customer@connect-plus.jp

※Paidyは、月額費用や請求書発行費用は掛かりません。
※Paidyは、モール店での導入はできません。自社サイトでの導入となります。

株式会社 Paidy について

株式会社Paidyは、より良いファイナンシャル・サービスを実現することを目的に設立されました。
幅広い年齢層のお客様が利用可能な、カードのいらないカンタン決済サービス「Paidy翌月払い」 をメインサービスとしてご提供しています。

所在地東京都港区南青山1-24-3 WeWork乃木坂 3階
代表取締役会長ラッセル・カマー
代表取締役社長杉江 陸
URLhttps://paidy.com/
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